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熱応答試験(サーマルレスポンステスト)について

2023.07.08 (土)

一定規模以上の建物に地中熱を導入する際、熱応答試験(サーマルレスポンステスト、TRT)を行います。近年、地中熱エネルギーの普及と共に、熱応答試験の必要性が高まってきました。

熱応答試験(サーマルレスポンステスト)とは

熱応答試験(サーマルレスポンステスト)は建築業界ではTRTとも呼ばれており、地中熱伝導率を求めることにより、地中熱ヒートポンプを適切な環境に設計するための試験です。

地中熱利用システムの導入を考えても、地盤の種類や地下水の有無など、状況によっては地中熱ヒートポンプによってどれだけ熱交換できるかが異なるため、事前調査として実地されます。

熱応答試験を行うことで、必要熱負荷に応じた適正規模の地中熱交換井本数や長さを正確に推定し、初期のコストを最小化することが可能です。

熱応答試験機について

熱応答試験は現在、地中における熱物性を把握し、取得可能な地中熱量を設備設計やエネルギー計算に活用するため、専用の機材が用いられます。

現在は各建築会社で様々な熱応答試験機が開発、活用されています。いずれも精度の高いデータを収集でき、熱負荷に合わせた地中の熱交換量を試算するのに必要なデータを提供できるようです。

この熱応答試験機を事前に行うことにより、地中熱利用システムがコスト面でも導入しやすくなります。

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