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現場造成杭について

2020.03.24 (火)

建物の建設には、それを支えるための「基礎」が重要です。もし建設予定の土地が軟弱な地盤の場合は、その地盤を固定した上で建物を建てる必要があります。その工程を「杭基礎」といい、地下に深く杭を打ちこむことであらゆる地盤の上に建物を建設することが可能になります。
杭基礎には、主に「現場造成杭工法」と「既製杭工法」の2つがあり、地盤の土質や周辺環境によって工法を選ぶことになります。
今回は、そのうちの1つである「現場造成杭工法」についてご紹介します。

■現場造成杭工法とは
現場造成杭工法は、「場所打ち杭工法」ともよばれるもので、地盤の支持層まで掘削した後に、円筒形の鉄筋製のかごを所定の位置に吊り上げて下ろし、コンクリートを打ち固めていくという工法です。

■さまざまな現場造成杭工法
現在、現場造成杭工法には「アースドリル工法」「オールケーシング工法」「リバース工法」「BH工法」「深堀工法」の5つの種類の工法があります。それでは各工法についてくわしく見ていきましょう。

<工法の種類と特徴>
1.アースドリル工法
もっとも一般的な工法とされるアースドリル工法は、ドリリングバケットという機械を回転させながら地盤を掘削して、バケット内部に収納された土砂を地上に排出しながら掘削をおこなっていきます。
孔の掘削完了後は、所定の形状に製作された鉄筋製のかごを吊り上げてから下ろし、その中にコンクリートを打ち固めていくことによって、コンクリート製の杭をつくります。
アースドリル工法は軟弱な地盤に適していて、機械装置が比較的簡易で、施工のスピードも速いことが特徴です。

2.オールケーシング工法
オールケーシング工法は、「ベノト工法」ともよばれ、ケーシングチューブという筒型の機械を地中に圧入し、それで孔の壁を保護しながら掘削と土砂の排出をおこない、できた孔にコンクリートを打ち固めていく工法です。
オールケーシング工法は硬い地盤に適していて、全長にケーシングを用いるので掘削孔が保護されます。また斜杭の施工も可能なのが特徴です。

3.リバース工法
リバース工法は、掘削ビットという機械を回転させながら地盤を切削し、その土砂を孔内水とともに吸い上げ地上に排出することで孔を掘りすすめていく工法です。
リバース工法は、水を再循環させる逆循環工法をとっているため、「リバースサーキュレーション工法」ともよばれ、大口径、大深度の掘削にも適していているほか、水上の施工や都市土木にも対応できるのが特徴です。

4.BH工法
BH工法は、大型のボーリング機械を使用して、ロッドの先端に取りつけた掘削用のビットを回転させ、先端から泥水や安定液を排出し、掘削された土砂を孔内の上昇流により孔口へ排出させて掘削する工法です。
BH工法は、狭い土地や傾斜している土地、根切り面や屋内での施工が可能なほか、機械設備も軽く小型のため、ほかの工法ができない狭い土地でも対応できるのが特徴です。

5.深礎工法
深堀工法は、人力または機械によって掘削をすすめながら、鋼製波板とリング枠で土留めを行い、その後に孔の中に鉄筋を組み立て、土留め材を取り外しながらコンクリートを打ち固めて杭を形成していく工法で、現在施工されている現場造成杭工法の中では、もっとも歴史が古いものです。
深堀工法は、狭い敷地や傾斜地、根切り面からの施工ができるのが特徴です。

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