断水時に役立つ！エコキュートの活用術｜地盤保証・地盤コスト削減・建設のことなら(株)リガーレ

災害発生時の断水。防災意識の高い今、ペットボトルなどの水を買い置きしているご家庭も多いかと思います。ですが、被災生活はトイレや調理など、飲み水以外にもたくさんの水を必要とするのを認識していますか？

 

いざという時、備えとして知っておきたいのが、エコキュートの貯湯タンク。溜まっている水を取り出して、生活用水に利用できます。防災に役立つエコキュートの活用を知っておきましょう。

 

エコキュートのタンクには常時水が溜まっている

 

エコキュートは電気を利用する給油器システムです。深夜電力を使い、熱湯を沸かして、日中に蓄えたお湯を使うので、大きなタンクにたくさんの水が確保されています。

 

タンク内の水はそのままだと飲料水には適しませんが、トイレや洗濯、洗面用などの生活用水に活用可能です。通常、300リットル～500リットルの水をタンクに常備できるので、大切に使えば数日は持つでしょう。

 

エコキュートのタンク内の水の取り出し方

 

ほとんどのエコキュートのタンク下部にはメンテナンス用のコックが付いています。このコックをひねれば、タンク内の水が取り出せるので、設置しているお宅は1度試してみてください。

 

ただし、メーカーや機種ごとに注意点などが違ってくるので、必ずご使用の給湯機の説明書を確認しましょう。また、断水直後は熱湯が出たり、濁っていたりするかもしれないので、時間を置いてから水を取り出すのがポイントです。

 

エコキュートの取り付けは地震の知識がある専門店で

 

断水にいろいろ役立つエコキュートですが、強い地震でタンクが倒れてしまうケースも報告されています。エコキュートの重量は360リッタータイプだと、本体が80キロ、満水だとプラス360キロにも。

 

万が一、人に向かって倒れてきたら、事故になりかねないので、設置の際は地震の知識がある販売店や工務店に施工してもらうと安心できます。

 

以上、エコキュートのタンクの水を活用する方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。防災の備えのひとつとして、ぜひ覚えておいてくださいね。