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危険な液状化現象への対策について

2024.03.10 (日)

2011年の東日本大震災、そして2018月の北海道胆振東部地震では液状化現象が発生し、建物の傾斜や倒壊、ライフラインのストップなどの被害をもたらしました。もしもの時、液状化現象を防ぐためにはどうしたらよいでしょうか。

液状化現象が起こりやすい土地とは

液状化現象は以下のような土地で起こりやすいとされています。

・比較的新しい埋め立て地

・昔、川や沼、池などがあった場所

・河川の沿岸

・砂丘間地帯

・沢を埋めて、盛土をした造成地

・過去に液状化現象が起きた土地

 

東日本大震災では50~60年以内に造成された埋め立て地で、著しい液状化被害の報告がありました。ただし、粘土、シルト分の少ない砂は埋め立て後にかなりの期間が経過しても液状化することがあるので、古い埋め立て地でも、絶対に安全とは言い切れません。

液状化現象への対策

自治体が発表している地震ハザードマップや、過去の土地利用を古地図で確認するなどして、今住んでいる場所、または地域で液状化現象が発生する可能性があるか調べてみましょう。

液状化現象は地盤に問題があるため、他の場所へ転居するのが確実に被害を回避できる方法です。ですが、すでに家が建っている場合は転居が難しい場合もあるかと思います。現状で、できる対策を紹介します。

・地盤を固める

地盤の中に管を通して、砂や岩を注入する方法です。この工事によって、地盤の密度が増して、固定させることが可能になります。

・地下水をくみ上げる

地表近くに地下水があることも液状化現象が起こる原因のひとつです。井戸を掘って地下水をくみ上げることで、地盤の液状化を防げます。

・建物自体を安定させる

硬い地盤に柱を打ち込むことによって、水や砂の層が揺れても建物の安定性を維持することが可能です。

普段からの対策が住まいを守る

地震によって大きな被害をもたらす液状化現象はいつ、どこで起きるか分かりません。普段から災害に備える知識と心構えを持って、自分と家族の安全を守りましょう。

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