地盤沈下前と地盤沈下後に行なうべき対策とは
2024.02.09 (金)
地盤沈下した土地や家をそのままの状態にしておくと危険です。最悪の場合、家の倒壊や住んでいる人たちの心や健康を損なう恐れがあります。地盤沈下を事前に防ぐ、または地盤沈下した場合の対策をまとめました。
地盤沈下前にできること
主に3つの対策を行なうことで、地盤沈下の発生をある程度防ぐことが可能です。
地盤調査をする
軟弱地盤は大きな地震などによって、地盤沈下や液状化現象が起こりやすくなります。これから家を建てる、またはすでに建ててしまった場合も、自分の土地の地盤が心配なら調査することをおすすめします。
地盤調査は専門の会社に依頼しますが、調べる土地の地形や環境の情報、機械を使った実地調査によって、過去のデータと照らし合わせて結果を出します。
地盤改良工事を行う
地盤改良工事は地盤沈下対策としてもっとも有効です。地盤そのものを強化し、地盤沈下を起こりにくくします。地盤調査と同じく、専門の業者が工事を請け負います。
各自治体の地盤対策を参考にする
各自治体では地盤沈下対策に取り組んでいるところが多くあります。例えば、地盤沈下が起こりやすい地域をホームページ等で公開するなど、地盤沈下を防ぐための対策を積極的に行っています。
1度、お住まいの自治体に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
地盤沈下は事前に調査、または改良工事することで対策することが可能です。次回は地盤沈下が発生した場合の対策について紹介します。
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