液状化現象が起こるかもしれない土地とは
2023.09.20 (水)
液状化現象をもたらす土地には一定の傾向があります。地震による家の倒壊などの被害に遭わないためにもどんな条件だと液状化しやすいのか知っておきましょう。
液状化の危険が高い土地とは
一般に液状化しやすい地盤は地下水位が10㎝以内の水分が多い砂地盤が該当するとされています。このことから「砂質の土」、「地下水位が高い」の2つの条件が当てはまる河川や沼地の近くなどが、液状化の危険性を秘めた土地になります。
また、海岸の埋め立て地、以前に川が流れていた地域も同様に液状化が起こりやすいといえるでしょう。このような土地は液状化だけではなく、洪水などの災害による被害も心配されます。
液状化しやすい土地を見極めるには?
宅地、または更地を購入する場合、上記の条件にあてはまる土地は十分注意する必要があります。ただし、埋め立て地などで以前の状態が分からないという場合は地名からもある程度、推測することが可能です。
例えば、地名に「池」や「川」、「沢」、「田」などが含まれていると、過去に池や川があった、あるいは水田だった地域の名残かもしれません。この場合は地下水位が高い可能性も考えられます。
地盤の強度を知るには現在の状況だけでなく、その土地や周辺の歴史を知っておくと役に立ちますよ。
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