近隣へ配慮するLP-LiC工法
2023.08.16 (水)
LP-LiC工法のメリットのひとつに「近隣への配慮」があります。具体的にどのような事なのか見てみましょう。
低騒音・低振動
液状化対策の補強工事は、その土地の地盤の状態によっては大型の重機を使うため、騒音、振動などの近隣への影響が懸念されます。
そのため、従来の地盤補強工事では、戸建住宅を対象とするような小規模施工が既存建物に適応しない場合は何らかの対策が必要でした。
LP-LiC工法に使われる丸太は地盤に静的に圧入し、緩い砂地盤を密実させます。そのため、低騒音、低振動なのが大きな特徴です。また、大型重機を使用しないので、搬入の確保の必要がなく、住宅密集地などの狭隘地、市街地でも施工できます。
自然素材を用いる安全性
施工は丸太を地中に打設して行われます。自然の素材を用いるため、地下水汚染などの心配もありません。無排土で圧入するので、建設残土が発生しないのも特徴のひとつでしょう。
また、丸太を地中に打設しても周辺地盤への変位はほとんど感じられないと報告されています。
工期の短縮化
プラントを設置することがないので、準備や組立、解体などの工期をほとんど必要としません。そのため、従来の地盤補強工事よりも工期短縮が
現在の記事: 近隣へ配慮するLP-LiC工法