知っておこう!CFS建築のメリット①
2023.06.11 (日)
従来の建築法と異なるCFS建築にはさまざまなメリットがあると考えられます。今回と次回に渡り、このメリットについて取り上げてみました。
高品質なうえ、簡易施工・短工期である
薄板の冷間加工、工業化が可能になり、現場で組み立てることができます。そのため溶接の必要がなく、総工期の短縮、及び品質確保できます。また、事前の作業計画や前期工事によって、現場での工期短縮も可能です。
経済設計
CFS建築は冷間成形による薄板、中板の軽量形鋼の断面性能を活用しているのが大きな特徴です。重量に対する強度が鉄筋コンクリートよりも優れており、建設から廃棄までに至る環境負荷も軽減することが可能なため、大変画期的な建築といえるでしょう。
低コストな建築構法を実現する
接合は溶接ではなく、ドリルねじ等を使用します。施工において技能工に依存せず、合理的な組み立てが可能です。鋼材使用量を大きく削減できるので、環境負荷が低く、コストを抑えた建築を実現させます。
省エネルギー
完全外張断熱方式であるヒートブリッジ(熱橋)を外張り断熱します。これにより、優れた断熱性と気密性を発揮して温熱環境に優れた構法ができます。また、省エネ対策等級4可能です。
次回もCFS建築のメリットをご紹介します。
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