ぜひ知っておきたい!高層マンションの防災対策
ほとんどのマンションは防災設備が備わっています。いざという時にしっかり使いこなせるようにマンションの防災設備について知っておきましょう。
基本的な防災設備
一般的なマンションと超高層マンションでは、設置されている設備が異なりますが、基本的な設備は以下の通りです。
・消火設備:火災を消火するための設備。消火栓・スプリンクラーなど
・警報設備:災害発生を知らせる設備。自動火災報知設備・非常警報設備など
・避難設備:安全に避難するための設備。避難器具・誘導標識など
・消火活動上必要な施設:消防用水・連結送水設備など
・防排煙設備:防火扉・防火シャッターなど
こうした設備は火災を主に想定したもので、地震対策は建築上で耐震基準が設けられています。最近ではガスや水道などの配管が地震の揺れによって破損しないようにしたり、防災備蓄庫を設けたりするマンションも増えてきました。
警報設備を知っておこう
ご自分のマンションに警報設備がどこに設置されているかご存知でしょうか?もし、災害による火災が発生した場合に備えて、マンションのベルやサイレンがどのような音か知っておきましょう。
警報設備の中には火災が発生しても、最初は出火した階と直上の階だけで鳴動する自動火災報知機もあります。もし警報が近くで鳴っていても、同じマンション内で火災が発生している場合もあるので注意したほうがよいでしょう。
また、11階以上あるマンションの場合、非常放送設備と自動火災報知機が連動する方式で設置されている所もあります。アナウンスが自動的に流れるので、火災が発生している階や場所などの情報がより分かりやすいのが特徴です。
自分と家族の生活を守るために、自宅があるマンションの防災設備を知っておくことは需要です。日ごろから防災について関心を高めましょう。
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