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家と暮らしを守るために液状化について知っておこう!

2023.09.23 (土)

地震や台風、大雨、土砂災害など様々な災害がありますが、地震によって引き起こされる液状化現象は家に大きな損害を与える危険性を秘めています。今住んでいる家と暮しを守るために液状化について詳しく理解しましょう。

液状化現象とは

液状化現象は簡単にいうと、地震が発生した際に地盤が液体化してしまう現象のことです。同じ成分や大きさの砂から形成されている地盤が、地下水で満たされている場合に発生しやすいとされています。

このような軟弱地盤は通常、砂の粒子が結びついて支え合っています。ですが、大きな地震によって繰り返される振動で地中の地下水の水圧が高くなってしまい、そのために砂の粒子の結びつきがバラバラとなって、地下水に浮いたようになってしまうのです。

この状態を液状化と呼び、1度、液状化が発生してしまうと水よりも比重が重い建物が沈んで傾いてしまいます。

また、マンホールの蓋なども、水よりも比重が軽いため、液状化が発生すると、プカプカ浮き上がることがよくあります。

木造住宅は液状化に注意

鉄筋やコンクリートの住宅に比べて、木造住宅は建物重量が軽く、基礎が浅いので、液状化現象による家の傾きや沈下の影響を受けやすくなりがちです。液状化によって家に被害が生じると通常の生活が困難になってしまい、さらに住み続けることで健康面にも影響があるかもしれません。

日頃から液状化を含めた自然災害に備えることが大切です。

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