災害時に役立つインテリアの工夫
2023.05.08 (月)
北海道胆振東部地震などが、まだ記憶に新しい中、不安で過ごしていられる方も多いのではないでしょうか。日々の暮らしの中で防災を考えないわけにはいきません。
災害に強い住まいをつくるために、住宅そのものの耐震化はもちろん、インテリアでできる工夫を考えてみませんか。
収納は造り付けに
地震や台風の揺れによる落下物を防ぐために、収納棚は基本的に造り付けでスペースをとりましょう。地震時にも倒れる心配がないので、避難時の通路の確保にも役立ちます。
敷物で落下物の破損を防ぐ
床が石材や木材など固い材質の場合、落下物が割れる危険があります。物が落ちてきそうな場所には、ラグやカーペットなどを敷いておくと効果的です。また、玄関やベランダなどの出口付近に敷物があるとスームズに避難しやすくなります。
インテリアで光を取り入れる
明かりのない夜に災害が起こると動きづらく、二次災害に繋がるかもしれません。停電で照明が使えなくなることが考えられるので、インテリアで室内の光を拡散させましょう。
最近の壁紙はメタリック調のものが多く、少ない照度でも部屋全体に光が回り、明るく見えます。また、壁にミラーを飾るのもよいでしょう。光彩を取り入れられるので、明るくなるだけでなく空間が広く感じる効果も期待できます。
照明は軽いものを選ぶ
照明器具も災害時のことを考えて選びましょう。ガラス製のものは地震などで落下すると飛び散った破片によって怪我をしてしまうかもしれません。樹脂などの軽量素材の照明がお勧めです。
いかがでしたでしょうか?インテリアの選び方や配置に注意することで、防災に繋がります。災害に備えて、自宅のインテリアを見直してみましょう。
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