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ボーリング調査の方法と費用について

2023.11.29 (水)

前回はボーリング調査がどういうものかを紹介しましたが、具体的な方法と費用についても知っておきましょう。

ボーリング調査の方法

ボーリング調査は10m~数10mの深さを機械や器具を用いながら掘り進める調査です。最初に表層付近に埋設物がないかを調べるため、試掘を行います。人力で土を掘り起こし、安全であると確認できれば、調査へと進むことができます。

実際のボーリング調査はエンジン付きの掘削専用機械を用いて行われます。さまざまな設備を使用しますが、多くの場合、ロータリー式試錘機という装置を使います。

一般的には地層の硬さを調べるのに標準貫入試験法が行われます。この標準貫入試験は掘削した孔の中にSPTサンプラーというものを打撃貫入して、地盤の硬さを調べる方法です。

土をサンプルとして採取することもできるので、土質の観察も同時に行えるのがメリットです。

ボーリング調査の費用は

ボーリング調査にかかる費用は対象地盤の環境や深さ、範囲によって異なります。通常、岩盤、砂礫などの硬い地盤になるほど費用が高くなり、また、戸建て住宅よりもマンションの方が費用は格段に高くなります。

これは大型建築物の場合、ボーリング調査の本数を多くし、支持層確認のために深くまで調査するためです。規模の大きい建物、傾斜地での調査はさらに費用が高額になる場合もありえます。

リガーレもこれまで数多くのビル、マンション、商業施設等のボーリング試験調査の実施実績がございます。安心してお任せください。

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