LP-LiC工法の4つのメリット②
2023.08.13 (日)
前回に引き続いて、LP-LiC工法がもたらすメリットを紹介します。
安心・安全
LP-LiC工法信頼性の高い密度増大を対策原理としており、丸太を地盤に打設することによって緩い地盤を密実にします。
従来の液状化対策の要であるサンドコンパクションパイル工法は、大型の振動機を使用するため、発生する振動、及び騒音、多量に排出される残土などの課題がありました。
一方、LP-LiC工法は環境負荷も少なく、住宅密集エリアにも対応可能です。また、丸太を使用することで、従来の砂、鋼材を用いた密度増大工法と同様の効果を液状化対策に発揮します。
近隣への配慮
自然素材である丸太を用いるので、地下水汚染への影響の心配なく、液状化対策が行えます。
丸太は地盤に静的圧入するので、低振動・低騒音も特徴のひとつです。また、建設残土がほとんど発生しないため、近隣や周囲の環境に影響を与えることがありません。
そのほかにも大型の重機を必要とせず、市街地での施工が可能であり、工事後も周辺地盤への変位がほとんど生じません。
LP-LiC工法は公園や駐車場、道路から戸建て住宅の基礎、建物周辺地盤、低層建築などと言った大小様々な規模の施工が可能です。
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