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地盤改良工事のメリット・デメリットについて

2020.11.02 (月)

地盤沈下や液状化現象などのトラブルを防ぐために地盤改良工事を行いますが、費用がかかるので、工事をためらうという方もいるのではないでしょうか。そこで今回、地盤改良工事のメリット、デメリッについてまとめました。

地盤改良工事とは

現在、建物の新築工事をする際は事前に必ず地盤調査を行い、地盤の強度を調べます。その調査の結果、土地に十分な地耐力(地盤の支持力)がないと判断されてから、地盤の補強をしなければ建物を建てることができません。

この地盤の強度を高める工事が地盤改良工事なのです。

地盤改良工事の種類

地盤改良工事は敷地の地質や地耐力、建物の大きさ、重量などによって、工事の方法が違ってきます。

・表層改良工法

地盤の土とセメント系の固形材を混ぜ合わせ、転圧して地盤の強化を図る工法。建物の規模にもよるが、1日~2日で完了する。

・柱状改良工法

戸建住宅に一番多い工法。セメント系の固形材を地盤に注入、混ぜ合わせることで、柱状の強化地盤を形成し、建物を支える。30本程度の杭ならば2~3日で完了。

・鋼管杭工法

支持層に金属製の鋼管を差し入れ、建物を支える工法。戸建住宅では比較的少ない工事だが、ほとんどの場合1~2日で完了する。

 

もっとも気になる費用ですが、工法だけでなく、敷地の道路状況、資材の搬入条件が加味されるのが一般的です。そのため、相場は戸建住宅の場合だと約50~200万程と、かなり金額の幅が大きくなってしまいます。

メリットとデメリット

どの工法もメリット、デメリットがあります。下記に紹介するので、よく検討してから選びましょう。

・表層改良工法

改良地盤が小さい場合は比較的安価で工事が可能なうえ、ある程度の強度も維持できます。反対に施工者のスキルによって、地盤の強度にムラが出るので、沈下の原因を引き起こすかもしれません。

・柱状改良工法

地盤強化を長年維持でき、支持地盤がなくても施工が可能な場合もあります。デメリットは地盤内部の原状復帰が難しいので、多大な費用が発生することもありえます。

 

支持地盤に支えられる杭工事なので、3階以上の重量のある建物でも構造設計上は問題なく建てられます。対して、騒音や振動が大きく、費用も大きくかかることが多いので、戸建住宅にはあまりおすすめできません。

また、支持層がない地盤だと施工自体が不可能な場合もあります。

以上、地盤改良工事についていろいろ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?安心できる住まいのために地盤改良工事について、しっかりと理解を深めてください。

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