快適な住まいを提供するCFS建築
2023.05.30 (火)
CFS建築は一般住宅にも多く取り入れられています。快適な住まいを構築する特徴とは何でしょうか。
CFSに使われる材料
CFS建築は木造ツーバイフォー住宅と同じ枠組壁工法です。しかし、通常の建築と違って、枠材などにスチールを使っています。これは厚さ6mm以内の薄板軽量形鋼で、亜鉛メッキされているため、白アリや火に強いのが特徴です。
鉄の表面を包む亜鉛メッキは建設工事中にできた傷などに対し、溶出することで腐食から鉄自体を保護します。
優れた気密性と断熱性
外気の影響を受けにくいのもCFS建築の特徴のひとつです。スチールの特性であるヒートブリッジを活かし、家全体に暖かさや冷たさを瞬時に伝導するため冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる快適な空間をつくりだします。
また、保湿性が高いのでエアコンの効きがよく、冷暖房費の節約にも繋がるのも大きなメリットでしょう。そのほか、外張断熱方式によって、家自体を包み込むため、結露の発生を抑えるので、ダニやカビも発生しにくくなります。
遮音性の向上
スチール素材は木材のような振動の元になるゆがみやきしみ等がほとんどありません。2重床構造にすることにより、上階から響く生活音を低減できるよう、住みやすさを重視して施工しています。
CFS建築は都市部を中心に普及が進んでいます。将来、家を建てることを考えている方は検討してみてはいかがでしょうか。
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